千葉県保険医新聞2018年4月25日号(第665号)

歯科緊急往診時駐禁除外講習会開く-石毛清雄氏が要点・留意点を解説


▲駐禁除外標章の対象となる診療や、警察署での申請方法等を説明
=4月5日・協会会議室

 
 協会は4月5日、4回目の「歯科・緊急往診時の駐車禁止除外(標章)に関する講習会」を開き、石毛清雄保険部長が講師をつとめ13人が参加した。この講習会は、「千葉県道路交通法施行細則」が昨年10月17日に改定されたことに伴い実施しているもので除外の申請に講習会受講が必須となっている。
 千葉県ではこれまで往診時に医師には駐車禁止除外票が発行されていたが、歯科医師には一部の地区歯科医師会との契約に基づく往診にのみ標章が発行され、多くの歯科医は「許可」申請を行うしか方法がなかった。また駐車禁止除外標章の発行は、全国で統一制度ではなく、各都道府県の道路交通法「施行細則」で規制対象除外項目が定められている。そのため千葉県内の取り扱いの改善を求め、公安委員会と懇談を重ね、ようやく医科同様に発行されることとなった。
 講演の冒頭で石毛保険部長は、「駐車禁止除外申請の対象となるのはあくまで緊急の場合であり、定期的な患家への訪問の場合は、別に『駐車許可申請』を行うことになる」と強調。緊急往診後に、継続した定期的な訪問診療を行う場合には「除外標章」ではなく、「駐車許可証」が必要となるため、患家を所轄する警察署に申請を行うよう説明した。
 また、除外標章は3年間有効であるが、許可申請証は6ヵ月更新であるとし、いずれも車外からも見えるようにダッシュボードに置いておくこと、等を具体的に示した。
 参加者からは、「歯科訪問診療を行う上で、駐車場がない患者さんの場合、いつも駐車スペースの確保に困っていた。今回の説明会で駐車禁止許可証と除外標章の使い分けがわかり、それぞれ申請を行い、明日からの訪問に活かしていきたい」等の感想が寄せられた。