千葉県保険医新聞2018年10月25日号(第677号)

子ども医療費助成制度、風疹対策
阿部紘一議員(自民党)が県議会で一般質問


▲奥の右手が阿部紘一県会議員。写真は横山健康福祉部長ら県担当者と5月25日に懇談した際の様子。

風疹対策で熊谷俊人千葉市長へ建言

 9月28日、平成30年9月定例県議会の一般質問が行われ、阿部紘一議員(自民党・千葉市稲毛区選出)が子ども医療費助成制度や風しん流行対策問題等6項目について質問に立ち、県へ答弁を求めた。この間、協会は阿部議員に子ども医療費助成制度の充実、風しん流行の緊急対策の必要性を訴え、懇談を重ね、一般質問項目に取り上げられた。当日は事務局が県議会を傍聴した。

 子ども医療費助成制度について、阿部議員は、「通院に関する助成範囲は、医療現物給付で自治体が中学校3年生までであるのに対し県は小学校3年生までと大きな隔たりが起きている。通院の県基準を中学校3年生まで拡大すべきだ」と述べた。また同様に千葉県市長会等からも提案されている旨を紹介し、見解をただした。県答弁は来年度以降の保育料の無償化等を控え、子育て支援策に影響が及ぶ可能性があるとし、慎重な姿勢を崩さなかった。
 これに対し阿部議員は「我々の宝である子ども達が健やかに育っていく環境作りは大変重要だ。県の威信をかけて全庁的に取り組むべき優先課題である」と主張。「森田知事は前々回の知事選挙では公約として子ども医療費を通院中学校3年生まで引き上げるとしていた。前回選挙では子育てするなら千葉の実現を図ると掲げていた。是非、知事の英断をお願いしたい」と求めた。
 風しん対策については、流行の現状を述べたうえで「県職員について、風しん対策としてワクチン接種歴等の確認をしているのか。していなければ早急に確認すべき」と2020年オリンピック・パラリンピックも見据えた防疫対策の必要性も提案した。県答弁は現在、予防接種歴や罹患歴の確認は行っていないが、定期健康診断検査票に予防接種歴等の問診項目を追加し、10月中旬に発送する分から対応するとの回答を引き出した。
 協会は、引き続き国会要請行動と同時に県議会へ社会保障制度充実に向けた働きかけを行っていく予定だ。