千葉県保険医新聞2019年5月25日号(第689号)

安心の医療・社会保障の充実訴え
奥野総一郎議員と懇談

 
 4月25日、協会・保団連は「消費税10%増税中止」、「さらなる患者負担増をやめ、窓口負担の軽減」を求めることを中心に国会要請行動を行った。協会からは宇佐美宏副会長、桐谷三千雄、中村誠二両理事、事務局が参加。地元選出の国会議員を訪問し、奥野総一郎衆議院議員(国民民主党)と懇談した。
 また、正午からは衆議院第1議員会館大会議室で「みんなに安心の医療を実現、社会保障充実の政治へ!」と題した国会内懇談会を開き、医師・歯科医師ら90人が参加し、医療現場の現状を報告。駆け付けた8人の国会議員と意見交換した。

▲奥野総一郎議員(右から2人目)に患者負担軽減等を求める要請書を手渡した=4月25日・衆議院議員会館内

奥野議員とはアポイントの上、面会した。「消費税10%増税中止」、「さらなる患者負担増をやめ、窓口負担の軽減」に関する要請に加え、歯科鋳造用金銀パラジウム合金の市場価格が高騰し続け、歯科医療機関の経営を逼迫させ続けている現状を報告。その理由は、歯科用貴金属(金、銀、パラジウム)の素材価格の変動率が5%を超える場合、6ヵ月ごとに随時改定が行われることとなっているが、今回は5%を超えず改定が行われなかったため。協会からは「随時改定は、金、銀、パラジウムごとの素材価格を調査しており、合金の市場価格と乖離している問題がある」と指摘。随時改定のあり方について緊急対応の必要性を訴えた。
 懇談会では、昨年9月から1月まで行った「クイズで考える私たちの医療(クイズハガキ)」には、安心して医療にかかりたい、消費税を上げないでほしい、とする全国から多くの声が寄せられたことが紹介された。協会からは、桐谷理事が「歯科医療を良くする」千葉県連絡会がまとめた市民アンケートを紹介し「消費税が10%に引き上げられたら歯科受診を控えるとの回答が約15%あった」と報告した。


▲国会内懇談会では、桐谷理事が消費税増税の歯科受診への影響を報告した。