千葉県保険医新聞2020年2月25日号(第705号)

厚労省要請に向けて協議
小西議員と「金パラ」問題で懇談 

 協会は2月13日、参議院議員会館で小西洋之参議院議員と懇談。協会から、宇佐美宏副会長、石毛清雄保険部長、事務局が参加した。また、小西議員の紹介で国家賠償請求訴訟に詳しい弁護士の金子春菜氏も同席した。
 協会からは「金パラ逆ザヤシミュレータ実勢価格調査」で把握した昨年10月から2月の金銀パラジウム合金(金パラ)30グラムあたりの仕入れ価格の全国平均値、金パラ差益率(逆ザヤ額推計)、月ごとの仕入れ値分布、などをデータから現状を報告。「金パラは、歯科治療において被せものなどで使用する金属材料で、保険診療では保険償還価格として、2年ごとの診療報酬改定、その後の随時改定で補正されます。しかし、パラジウムはガソリン車の触媒原料で国際価格が急騰しており、投機的な要因も加わって、大幅な価格上昇が起こっている。そのため歯科医療現場では治療するほど赤字になる。このままでは次回診療報酬改定でも解消されない」と窮状を訴えた。
 協会は、小西議員とこの問題で協議を重ね、厚労省要請を2回行ってきた。近く3回目の厚労省要請を行い、緊急対応をするよう求めていく予定だ。


小西洋之議員(中央)と金パラ「逆ザヤ」解消にむけた厚労省要請の事前協議=2月13日・参議院会館