<開業医会費改訂のお知らせ>
6月16日に開かれました第53回定期総会の第5号議案として提案された「会費改訂の件」で会費の引き上げが決定しました。
開業医会員の先生方は、2024年7月24日の口座振替日より、会費をこれまでの4,000円から5,000円として、ご登録の金融機関から口座振替しています。
会員の皆様にはご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
<参考> ※第5号議案「会費改訂の件」(抜粋)
協会会費は平成5年(1993年)に開業医月会費を3,000円から現行の4,000円に改訂し(勤務医会費2,500円)、以後31年間据え置いて参りました。
しかし、この間の様々な物価高騰に加え、事務所賃料の値上げや送料の引き上げが相次ぎ業者との価格交渉や事務所縮小などを行い、23年度はかろうじて黒字になったものの、来年度は確実に赤字となる見込みです。今後も課題が多い医療情勢において、協会活動を停滞させるのでなく、更に会員の要望に応えられるように事務局態勢の強化を図るために、賃上げと増員を実現することが非常に重要になっています。
協会の収入として会費以外に大きな割合を占めている共済事務手数料も医科・歯科会員数は伸びている一方で、構成員の高齢化に伴い、今後はあまり加入の進展が期待できず、会費中心とした協会財政に立て直していく必要があります。
また、2019年に発生した房総半島台風の際には、協会は被災された会員医療機関の支援に全力を尽くして参りましたが、今後も大規模な災害が発生することを想定し、一定期間会費収入が途絶えたとしても協会業務を継続させ、会員医療機関の緊急支援が行えるよう、災害対策費を準備することも重要な課題となっています。
本年で当会は創立52年を迎え、多くの皆様のご支援、ご協力のお陰で会員4250名を擁する大きな団体に成長いたしました。今後も一層会員に責任を持った活動を進めていくためには、益々強固な組織体制と財政基盤が必須となります。
これらの理由から、第53回定期総会で開業医会費現行4,000円を5,000円に令和6年(2024年)7月より改訂させて頂きたく、ご提案申し上げます。
今後も会費以外の増収対策と諸経費削減を常に念頭におきながら、協会事業内容に一層充実と会員に有益なサポートに努めて参ります。