〇請願署名の取り組み
・保険で良い歯科医療を求める請願署名
・子どもの歯科矯正の保険適用を求める請願署名
「歯科医療を良くする」千葉県連絡会(県内9団体が加盟)は、今年(2022年)30年目を迎えます。1993年4月に「保険で安心して良質な義歯を」という国民・患者の切実な願いに応えるための、入れ歯運動の推進母体として発足し、1996年6月には「歯科医療を良くする」千葉県連絡会(以下、千葉県連絡会)と改称し、今日まで活動を続けています。
乳幼児から高齢者までを含めた歯科の保健・医療制度全般の改善を課題としてかかげ、お金の心配をせずに「保険で良い歯科医療」の実現を求めた運動に取り組んでいます。
具体的な取り組みでは、県民を対象にした市民公開講座の開催や歯科の保険医療制度の改善を求めて、国会請願署名や自治体意見書採択運動に取り組んでいます。県民・患者の強い願いを届けるためにも、医師・歯科医師と共により一層、活動を広めていくことが必要だと考え、今後もより幅広い活動をすすめていきます。
なお、全国には、東京、山梨、長野、愛知、三重、京都、大阪、兵庫、大分、宮城の11都府県に地域連絡会と、「保険で良い歯科医療を」全国連絡会があります。
※「保険で良い歯科医療を」全国連絡会のホームページ
http://yoisika.doc-net.or.jp/
・保険で良い歯科医療を求める請願署名
・子どもの歯科矯正の保険適用を求める請願署名
「健康の入り口」である歯や口の中を健康な状態に保ち、噛むことや飲み込む機能を維持・回復することは全身の健康増進につながり、クオリティ・オブ・ライフ(QOL:人生の質)を向上させます。また、それが国民医療費の節減にも役立っていることが「8020運動(80歳で20本の歯を残す取組み)」や認知症の発症率調査などによって明らかになってきました。急速に高齢化が進むわが国において、「保険で良い歯科医療を」の声は一層大きくなっています。
「歯科医療を良くする」千葉県連絡会では、千葉県保険医協会と共催で、定期的に市民公開講座を開催し、多くの市民の方と自分のお口の健康について知り、一緒に考える機会としています。
都道府県名 | 都道府県議会 | 市区町村数 | 意見書採択 市町村名 | |
総数 | 採択 | |||
千葉県 | 54 | 27 | 勝浦市、千葉市、習志野市、館山市、いすみ市、銚子市、匝瑳市、君津市、佐倉市、市川市、我孫子市、四街道市、富里市、富津市、八街市、野田市、柏市、船橋市、袖ヶ浦町、多古町、横芝光町、酒々井町、一宮町、神崎町、芝山町、大綱白里町、睦沢町 |