
《診療報酬4月改定》選定療養に追加医薬品、約半数の薬価引下げ
2025年4月に診療報酬等の一部改定と薬価改定が実施される。
医療DX推進体制整備加算については、マイナ保険証の利用率と電子処方箋導入有無に応じて区分が変更される。
入院時食費療養費については、一食当たり20円引き上げられる。
口腔機能指導加算、歯科技工士連携加算1・2については、口腔機能指導加算が12点に、歯科技工士連携加算1は60点、2は80点に引き上げられる。
また、薬価改定も行われ、全医薬品の53%に相当する9320品目が見直しの対象となる。一方、「最低薬価」が3%引き上げられた。薬価改定による削減分の一部については、入院時食費療養費や口腔機能指導加算、歯科技工士連携加算1・2の引き上げに充当される。薬価改定に伴い長期収載品の選定療養の対象となる医薬品リストが変更され、対象は1096品目から1006品目に減少した。
新たに選定療養の対象となる医薬品は、表を参照されたい。