千葉県保険医協会

一般向け医療なんでも相談

千葉県保険医協会では「一般向け医療なんでも相談」を1997年9月から開始し、健康に関する知識の普及・医療問題に対する正しい理解・医療トラブルの予防-等を目的に実施しています。
相談者からの質問は、医学的な問題については医師・歯科医師が、医療制度などの問題については医療従事者の協力をいただきながら、必要に応じて調査・検討し、回答しています。
なお、千葉県内在住の方からの相談のみ、お受けしております。県外からのご相談には対応しておりません。

相談方法

●「一般向け医療何でも相談」の受付日時は、(月)~(金)の午前11時から午後3時までです(昼休みを除く)。
※担当者不在の場合もございます。予めご了承ください。
●下記の相談連絡先までお気軽にお電話下さい。

TEL043-248-1618

●担当事務局が相談内容をお伺いした上で、相談員である開業医師・歯科医師よりご連絡差し上げます。
※相談医師・歯科医師は診療に従事しておりますので、回答時間は原則的に昼休み時間、若しくは診療後の夜間となります。日時の指定はできません。公平性を保つために番号非通知で電話をおかけします。ご相談の際は非通知設定を解除して下さい。

相談事例

Q.治療相談(整形外科分野)
3年前から左脇腹から背中にかけて痛みが出た。近所の整形外科医院でレントゲンと病院ではMRIをとったが異常がないといわれた。しかし、夏季を除いて痛みがあり、湿布等を行っている。2週間前からも痛みがあり、日常生活にも支障がある。どうしたらよいか?
A.
脊椎由来の痛みと思われますので、理学療法・ブロックなどが有効です。大病院ですと、そのような治療技術が少ないように思われますので、近くの整形外科医院で診てもらってはどうでしょうか。
Q.医療相談(麻酔関係)
歯科治療で使用する麻酔(キシロカインや笑気ガス等)は母乳にどういう影響がありますか?
A.
歯科治療で要する麻酔は少量であり、母乳への影響はほとんどないと思われます。しかし、麻酔に対する拒否反応などについては注意が必要です。
Q.医療機関に関すること
70歳の父親が心臓バイパス手術を行い、手術事態は成功したが、2ヶ月後MRSA感染症で死亡。どうしてMRSAに罹って死亡したか説明を求め、何度か病 院との話し合いも行ったが、納得いくものではなかった。医学的な説明を聞きたい。場合によっては損害賠償を求める訴訟も考えている。
A.
病院側からも経過含め回答されているようですが、どうしても納得のいかない部分もあるならば、法的な手段も一つの選択肢としてあると考えられます。
Q.治療相談(医科)
手術時に麻酔を行ったら具合が悪くなり、手術を中止した。医師は「拒否反応があるため」と説明した。歯科治療では拒否反応が無かったのに、今回の手術での拒否反応はなぜ起こったのか?麻酔にもいろんな種類があると聞いているが、この場合どのようなものが適当なのか?
A.
全身麻酔の挿管困難症と思われます。病院では耳鼻科・麻酔科などで相談して対応を検討していると思われます。各種方法で挿管可能なので心配はいりません。
Q.治療相談(医科)
胃カメラをしたらポリープが見つかったが、大きさ5mmで過形成だったので手術・摘出はしませんでした。友人にそれを言ったところ「私はとった」という意見が多かったですが、自分は摘出しなくてよかったのでしょうか。
A.
過形成ポリープは良性ポリープのような腫瘍性のものではなく、非腫瘍性のものなのでがん化するものはまれです。大きいときは摘出する場合もありますが、5mm程度のものであれば摘出しないで様子をみたものと思われます。
Q.治療相談(歯科)
数年前に歯に金属をかぶせました。昨年歯の根元が化膿した感じになって、レントゲン撮影をしましたが異常なしと言われました。しばらく様子を見ようといわれ、様子を見ていたら歯の痛みはなくなったのですが、根っこの違和感が強く感じられるようになってきました。どうしたらよいか。
A.
違和感がある場合は、歯のかぶせものを外して、歯の根の治療をされてみてはいかがでしょうか。

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